みつのブログ

気ままに書いてます。

リアルフィギュアと動くぬいぐるみ

こないだ、ひかりテレビで“レッツゴーヤング”という、昔の歌番組を見た。

アイドルが登場すると、ファンの人たちは

キャー

と大声を出していた。
そのアイドルたちが話していても、歌っていても、ずっとキャーキャー言っていた。

このキャーキャー言ってる人たちは、アイドルが歌ってる歌とか、話してる内容には興味が無いのだろうか?

俺なら、自分の好きなアーティストが話をしているなら、その話を聴きたいし、好きなアーティストが歌を歌っているなら、歌を聴きたい。

で、一つ仮説を思いついた。
これは、生理現象ではないか?例えば…勃起とかに近いような…。

綺麗な女性がセクシーな服装で歩いていたらその刺激であれが起つような感じで、アイドルが前に出ると、その刺激で大声でキャーキャー言ってしまうものではないか?と…。

だから、自分の好きなアイドルが話をしていても、歌を歌ってても、ついキャーキャー言ってしまうものではないか?と…。

アイドルと言えば、今や日本のアイドルとなったパンダのシャンシャンが一歳を迎えたそうだ。

さて、シャンシャン大好き日本人の方々の中で、パンダが絶滅危惧種だったこと、で、2016年に絶滅危惧種のリストから外されたことを知ってる人がどのくらいいるだろう?

“パンダ”に興味があることと“シャンシャン”に興味がある事は、また別なんだよな~。

シャンシャンをもてはやしてる人たちのほとんどは、シャンシャンの追従者であって、パンダを愛してる人たちでもなければ、パンダが好きな人ですらない…もっといえば、シャンシャンが好きな人ですらないと思う。

なぜなら、パンダにとって、大勢の人間の好奇の視線にさらされることは、とてもストレスのかかることだと思うから。
これは、ペットショップで、ゲージに入れられてる犬や猫にも言える。

檻の中に入れられて、人間たちの見世物にされることは、大抵の動物にとって、特に哺乳類にとっては大きなストレスだと思う。

毎日毎日大勢の人たちの目にさらされて、スマホとかカメラを向けられる…もし自分ならどう思うか?

ま、そんなことを言うと大抵の場合反感を買うだけなんだけど。

所詮、この国の人たちにとって、パンダも、ペットショップで売られてる犬とか猫も“動くぬいぐるみ”に過ぎないのかな。

で、アイドルは、ファンにとっては多分、歌って踊ってしゃべる“リアルフィギュア”
なんだろうな。
ま、彼らの場合は“それ”がわかっててそうなってるからいいけど、動物の場合はそうじゃないよね。

もう一つ言わせてもらえば、犬と猫が“哺乳類”であることは絶対に忘れてはなるまい。

シャンシャンを育てる母パンダ(名前忘れた)を可愛いだの微笑ましいだの言いながら、まだ母親の愛情が必要な生後間もない子犬や子猫が、母親から引き離され狭いゲージに入れられてるのをなんとも思わない人がいるとしたら…いや、これ以上は語るまい。