恋のチムニー
今、ファミ劇で、毎週土曜日に、LIFE人生に捧げるコント、を、第一シリーズから連続で放映している。
見逃すことが多い俺にはありがたい限りだ。
で、今日放映した中で、歌手とマネージャーをネタにしたコントがあって、それにとても心を打たれた。
唯一のヒット曲“恋のチムニー”に対する思い入れが強い歌手“竹脇みつる”に対して、マネージャーが
思い出せみつる!恋のチムニーどころか、持ち歌の一つもなかったあの頃を!
と言ったのを見て…思わずはっとなった…。
若い頃の自分…ギリシア神話も、S2000も、一眼レフカメラも、知識はおろか好奇心さえなかった頃の自分…。
何も出来なくて、何も知らなくて、そんな自分が恥ずかしくて嫌だったのに、何一つ行動できてなかった頃の自分…。
そんな“かつての自分”を思い出すと…思わず涙が出た…。
今の俺は…まあ、あれだ、とりあえず、持ちネタの一つや二つは…あるし、何より、誰かに“伝えたい”と思えることがある…。
それは、そんなに大きなことではないのかも知れないけど、そんなに小さな事でもない。と個人的には思う。
伝えたいことがある…そのことの素晴らしさに気付けただけでも、自分はあの頃より、成長できてる、のかも知れない…。
今夜は一段と…お酒が美味しい…。
ちなみに、チムニーとは“煙突”という意味で、海底にある熱水噴出孔のあだ名としても使われている。
イカ大王といい、チムニーといい、深海にかけてるのか?
NHKだけに…なんて、つい思ってしまう♪
そーいや中学生の頃だったか?
チムチムミニ チムチムミニ チムチムミニ♪ 私は煙突掃除屋さん♪
という歌を習ったけど、高校生くらいの頃にやってたアニメ“ロミオの青い空”を見て、煙突掃除降って過酷な境遇の子どもたちがやるものなんだ…と思ったものだ…。